[VMware]各製品で作ることが出来る仮想ハードウェアのバージョン



VMwareで作成する仮想マシンは、元となるハードウェアに幾つかのバージョンが有ります。
使用する製品によって、作成することが出来る仮想ハードウェアのバージョンが決まっているのですが、その一覧は以下の通りです。

Version 9
    VMware ESXi 5.1
    VMware Fusion 5.x
    VMware Workstation 9.x
    VMware Player 5.x
 
Version8
    VMware ESXi 5.x
    VMware Fusion 4.x
    VMware Workstation 8.x
    VMware Player 4.x
 
Version7    
    VMware ESXi/ESX 4.x
    VMware Fusion 3.x
    VMware Fusion 2.x
    VMware Workstation 7.x
    VMware Workstation 6.5.x
    VMware Player 3.x
    VMware Server 2.x
 
Version6 
    VMware Workstation 6.0.x
 
Version4
    VMware ACE 2.x
    VMware ESX 3.x
    VMware Fusion 1.x
    VMware Player 2.x
 
Version3と4
    VMware ACE 1.x
    VMware Lab Manager 2.x
    VMware Player 1.x
    VMware Server 1.x
    VMware Workstation 5.x
    VMware Workstation 4.x
 
Version3
    VMware ESX 2.x
    VMware GSX Server 3.x



基本的に新しいバージョンのほうが多機能ですが、原則として過去の製品で新しいバージョンのVMを起動させることは出来ません(例えば,Version9のVMをVMware Server1.xで起動することは出来ません)。逆に新しい製品で、古いVMの起動は可能です。

VMware Workstation 6.x以降、VMware Converter 3.x以降、VMware Fusion 2.x以降では古い仮想ハードウェアにダウングレード出来るらしいです(…らしい,というのは該当の製品を持ってないので実際に操作してた事はないです)。

また、VMware Player以外の製品では、最新の仮想ハードウェアにアップグレードできます。



仮想ハードウェアもVersion4ぐらいだとUSB1.0しか使えなかったのですが、Version7にアップグレードすると、以下のようにUSB2.0が選択可能になります。
(もちろん使用するにはゲストOS側でのサポートは必要ですが)

USBを頻繁に使用する環境を使用している場合は、アップグレードすると使い勝手がかなり変わるので一度検討してみるのも良いかと思います。
もしもの時にそなえてアップグレード前にはフルバックアップは忘れずに!!


VMwareによる仮想マシンの構築・活用
はじめてのVMware

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