Tag Archives: PIC16F84A

PIC16F84Aのファイルレジスタ

2012年12月2日 (カテゴリ: PIC:)

PIC16Fシリーズの入門用として有名な16F84Aには、83byteのファイルレジスタが用意されています。 ファイルレジスタというのは、パソコンで言うところのRAMと、メモリマップされたI/Oレジスタに相当するものです。 名前は、ファイル”レジスタ”ですが、IntelのCPUで使用されている演算用レジスタ(EAX,EBX等の名前で呼ばれています)とは意味が違うので注意してください。(これに相当する,汎用レジスタはWレジスタというもので別途用意されています) ファイルレジスタのメモリマップ 利用可能な144byteにはそれぞれ固有の(ユニークな)番地が割り振られています…


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[HI-TECH C] “Warning [228] illegal character”警告が出る場合の対処法

2012年11月3日 (カテゴリ: PIC:, , )

HI-TECH Cでプログラムをコンパイルすると、以下のようにWarning [228]の警告が出ることがあります。 これは”警告”なのでコンパイルは完了し、大抵の場合プログラムは想定どおり動作することが多いです。 Make: The target "C:\home\project\pic\16F84A_LCD\main.p1" is out of date. Executing: "C:\Program Files\HI-TECH Software\PICC\9.83\bin\picc.exe" –pass1 C:\main.…


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PIC16F84Aで,HI-TECH Cを使用してLCD出力を行う

2012年11月3日 (カテゴリ: PIC:, , , )

PIC16シリーズの定番、PIC16F84Aを使用してLCDへの出力を行うプログラムです。 16F84AでC言語を使用したLCD制御のサンプルは、意外と見つからないので公開しておきます。 LCDは16文字x2行表示が行えるSC1602を使用します。 また、Cコンパイラは、HI-TECH Cを使用します。HI-TECH Cは、PICC LITEとも呼ばれています。 HI-TECH CにはLCD制御用のライブラリがない為、プロトコルを確認してコマンド送信を自前で実装する必要があります。 動作確認はPIC16F84Aで行っていますが、特殊な事はしてないので16Fシリーズなら基本的にどのチップでもその…


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[PIC] 16F84A->16F88で,ピンに追加された機能を確認する

2012年9月2日 (カテゴリ: PIC, 未分類:, )

PICの入門向け書籍でよく紹介されているPIC16F84Aですが、16F84Aとピン互換がありながらプログラムメモリが4倍に増えたPICに16F88が有ります。 16F88を単に84Aのプログラム容量が大きい版として使うのもよいのですが、機能も追加されています。 今回はデータシートのピンアサインを元に、16F88で増えた機能を確認します。 まず、こちらがPIC16F84Aのピンアサインです。 で、こちらが16F88です。 16F88を見ると分かるように、各ピンに対して様々な機能が追加されています。 慣れればピンの名称だけで機能が類推できますが、最初のうちは略称だけでは内容が分からないので、Pi…


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