英文に出てくる”i.e.”と”e.g.”の違いは?

英語の文章を読んでいると、”i.e.”とか、”e.g.”といった略語が出てくることがあります。
今回は、それぞれの略語の語源と、意味を説明します。

i.e.


i.e.というのは、ラテン語の”id est”が語源です。
これは、英語で言うと”that is”や、”in other words”に置き換えることが出来ます。
前の文に出てきた内容の例を説明している場合に使用します。

例:

I watch baseball from childhood, i.e. i love it longtime.
 
子供のころから野球を観戦していた。つまりずっと好きだったという事だ



e.g.


e.g.というのは、ラテン語の”exemplia gratia”が語源です。
これは、英語で言うとfor exampleに相当します。
ですので、前の文に出てきた内容の例を説明している場合に使用します。

音読する場合は、そのまま、”いー、じー”と読んだり、”for example”と読んでしまう事が多いです。
正式に[eksempli: gra:tia:]と発音する場合は非常に稀です。

例:

There are many baseball teams, e.g. Giants, Dragons and Tigers. 
 
日本には多くの野球チームがあります。
例えばジャイアンツ、ドラゴンズ、タイガースなどです。



その他、注意点


i.e.やe.g.は略語なので、ピリオドをつける必要があります。

ですが、イギリス圏ではie、egのようにピリオドを略して表記する場合も有ります。

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2 Responses to “英文に出てくる”i.e.”と”e.g.”の違いは?”

  1. 匿名 より:

    はじめのあたり、i.gではなくe.gでは…?

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