必ず書ける「3つが基本」の文章術 (幻冬舎新書) 2015/11/28 近藤 勝重 コラムニスト。早稲田大学卒業後の1969年毎日新聞社に入社し、論説委員、「サンデー毎日」編集長、専門編集委員を歴任。 |
ブログ構成の基本、3つのポイントとは?
これまでは思い付くままに、漫然と文章を書いていましたが、文章の書き方に関する本をいろいろと読む中でこれは特に勉強になった本だったので、自分なりに内容をまとめてみました。三つの基本、というのは、「何を書くか」「どう書くか」「どう構成するか」とされています。
例えば自分の身の回りであった面白い体験について書く場合、どの出来事について書くかという事が、まず一つ目に考える事。
そして、その体験から、自分がどんな感情を得たのか、どこが面白いと思ったか、そこから気づいたことなどを拾い上げ、論旨に据えるというのが二つ目。
さらに、その文章をいかに読みやすい形にするか、どのような言葉で書くのか、という、内容がより多くの人に伝わるための普遍性をもたせる作業をするのが三つ目です。
なぜ、この3つのポイントに決めるのか
これは確かにその通りで、まず何を書こうという意志が生まれ、その対象をはっきりさせるところから、文章は始まります。そして、それを書く事にした理由は何なのか、そこにはどんな面白さや、役に立つ気ききがあるのか、それが文章の中心的な内容となります。
最後に、その内容をより面白く、分かりやすく読ませる為の工夫。
とても整然とした理論で、コンパクトにまとまっています。
実際に他のブログ記事を観察してみると…
試しに自分の好きな作家やブロガーの文章をこれを踏まえて改めて読んでみたら、この基本となる三つの要素がどれもこれもとてもクリアに見えて驚きました。文章が書きやすくなりますし、その大元となるネタも見つけやすくなります。
しかも、目的がはっきりとしたネタをはじめから見つける事になるので、文章自体も有益なものであったり、面白いものになってくれます。
書評にも多くありましたが、たくさんの作家が書いた文章の引用がどれも素晴らしいです。
言い回しや言葉選び、雰囲気の出し方が、とても美しく、自分で文章を書く時の参考になります。
ここまでやっていいのかと、衝撃を受けました。
三つの基本は本当に簡単ですが究極的な内容なので、とにかくブログを読ませたい人、役に立つブログ記事を書きたい人にはお勧めのテクニックです。
必ず書ける「3つが基本」の文章術 (幻冬舎新書) 2015/11/28 近藤 勝重 コラムニスト。早稲田大学卒業後の1969年毎日新聞社に入社し、論説委員、「サンデー毎日」編集長、専門編集委員を歴任。 |
[書籍紹介] 文章を書くのは苦手ですか? 簡単に書くコツは「3つ」を意識すること。これだけで作文や小論文、仕事の報告書、 ブログ記事などどんな文章も短時間で、しかも他人が唸る内容に仕上げることができます。 |
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