WordPressで、管理画面のセキュリティを向上するためのプラグインにSiteGuard WP Pluginというものがあります。WordPressの管理画面に入るためのURLはデフォルトだとwp-adminなのですが、SiteGuard WP Pluginを使うとこのURLを変更することが可能です。
この機能は、通常は便利なのですが、バックアップから他のサイトにWordPressを移動させた際に、この機能のせいでDBからデータを戻しても、管理画面にログインできなくなってしまう場合があります。
管理画面へのログインURLをwp-adminに戻す方法
このような場合は、WordPressのDBを直接変更することで、ログインできるようになります。SiteGuard WP Pluginの設定データは、wp_optionsテーブルの’siteguard_config’に入っているので、下記のような感じでデータを書き換えると、管理画面のURL書き換え先を変更できます。
まず、現状の設定値を確認します。
SELECT * FROM wp_options WHERE option_name = 'siteguard_config'; |
検索結果から、下記の部分を書き換えます。
"renamelogin_path";s:9:"foo-admin" ↓ "renamelogin_path";s:8:"wp-admin" |
SQLで変更する場合は下記のupdate文で更新できます。
UPDATE wp2_options SET option_value = REPLACE(option_value, "s:9:""foo-admin""", "s:8:""wp-admin""") WHERE option_name = 'siteguard_config'; |
ドメインも同時に変更した場合に変更すべきoption_valueは?
ドメインを変更した場合は、上記に加えて、他にwp_optionsのoption_nameがsiteurlとhomeのレコードも変更が必要な可能性があります。例えば、XAMPPなどを利用して自分のPCにコピーを作る場合は、”http://localhost”に書き換えるとよいです。こちらもSQLで更新したい場合は、下記のupdate文を実行します。
UPDATE wp2_options SET option_value = 'http://localhost' WHERE option_name = 'siteurl'; UPDATE wp2_options SET option_value = 'http://localhost' WHERE option_name = 'home'; |
関連記事
コメントを残す