Tag Archives: パタヘネ

[パタヘネ:読書メモ]2章 命令:コンピュータの言葉

2012年6月9日 (カテゴリ: 読書メモ:)

2.1 はじめに コンピュータの言葉を、命令セットと呼ぶ(機械語/アセンブラの事) アセンブラは、CPUが変わっても大きく違わない(方言レベル)。 命令セットの設計方針 コンパイラを実装しやすくする 性能の最大化 消費電力の最小化 シンプルである事コンパイラを実装しやすくする 性能の最大化 消費電力の最小化 シンプルである事 本書では、C言語と、アセンブラ命令の退避を行う javaのようなOO言語の場合は、2.15節(CDROM)で別記されている 2.2 コンピュータ・ハードウエアの演算 まず、アセンブラ表記法の説明(これはMIPSのアセンブリ表記) add a, b, cadd a, b, …


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[パタヘネ:読書メモ]1章 コンピュータの抽象化とテクノロジ その2

2012年6月9日 (カテゴリ: 読書メモ:)

今日で2日目。 1.8 誤信と落とし穴 パフォーマンスの改善について、よくある勘違いの例を説明している その1: コンピュータのある点を改善しても、その改善度に応じて全体は改善しない。 Q: 100秒掛かるPGがありその80%が乗算だったとき、乗算処理を何パーセント高速化すると、性能は5倍になるか?   A: どれだけ高速化しても、全体の性能を5倍にすることは出来ない。 本文中では数式を使って説明しているけど、乗算以外で20秒掛かっているのだから、計算するまでも無く明らか。Q: 100秒掛かるPGがありその80%が乗算だったとき、乗算処理を何パーセント高速化すると、性能は5倍になるか…


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[パタヘネ:読書メモ]1章 コンピュータの抽象化とテクノロジ

2012年6月8日 (カテゴリ: 読書メモ:)

1.1:はじめに~1.3:コンピュータの内部 一般常識(情報処理試験レベル)なので、軽く飛ばし読み。 特にコメントすべき内容は無し。 1.4:性能 性能を測るための指標値は色々ある CPI:1命令あたりの平均クロックサイクル数 (clock cycle pre instruction) 命令によって、消費クロック数は異なるが、平均値としての性能 命令セットが同じで、異なる実装の場合、性能比較する上での”目安”になる。 昔のx86 CPU “intel CPU” vs “amdの互換CPU”のような感じ。 CPIによる性能比…


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パタヘネ本を読む (コンピュータの構成と設計)

2012年6月8日 (カテゴリ: 読書メモ:)

プログラムを作るだけではなく、CPUレベルでの動作原理を知りたくなり参考書を探してました。 ネットで調べてみた感じでは、パタヘネ本というのが入門向けに良いらしいです。 というわけで、これからパタヘネ本を読み進めていく事にします。 ただ読んでるだけだと、途中で挫けそうなので、本blog上で学んだ事をアウトプットしていく事にします。 目的 プログラムのソフトウェアだけではなく、下のレイヤの知識を深める。   最近のコンパイラでは意識する必要はなくなりつつあるけど,ハードから見た 効率よいプログラム作りを意識できるようにする。   純粋に知的好奇心の満足として。 プログラムのソフ…


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