DDDデバッガで、ファイルをオープン時にNo Sourceのダイアログが出る時は

gccでコンパイルしたプログラムをデバッガであるdddでデバッグしようとした時、以下のエラーメッセージが表示されることがあります。

コンパイル&デバッガ起動のコマンド

gcc -o test01 test01.c
ddd ./test01



エラーメッセージ

DDD:No Source
/gnu/gcc/releases/respins/4.5.3-3/gcc4-4.5.3-3/src/gcc-4.5.3/gcc/libgcc2.c:No such file or directory



(このエラーは、windows上にインストールしたcygwinで確認しています)



作成された実行ファイルにデバッグ情報が無いと、上記のような状況になります。
コンパイル時に-gオプションをつけて、コンパイルしてください。

gcc -g -o test01 test01.c
ddd ./test01



また、gccはデフォルトでは実行ファイル生成時に最適化を行うので、デバッグで動作を確認する場合は最適化をOFFにしたほうが分かりやすい場合もあります。
最適化を行わせないためには、-O0のオプションをつけます。
-O0は、画面で見ると分かり辛いですが、”ハイフン、アルファベット大文字のオー、ゼロ”です。

gcc -O0 -g -o test01 test01.c


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