PICの型番とアーキテクチャの対応

PICの各シリーズとビット数の対応表です。

8ビット
    PIC10,12,16,18
    PIC F1シリーズ
16ビット
    PIC24F,24H,24E
    dsPIC30F,33F,33E
32ビット
    PIC32MX


dsPICは、2003年に作られたもので、DSPの機能を持っている(積和演算が高速に出来る)。

PIC24はその後の2004年に開発されたもの。dsPICとの互換性が意識されているて、ハードウェアで乗算が可能。

PIC32は2008年に開発され、命令セットがMIPS32 Release 2 instruction setになっている。
高性能なので高いかと思いきや、28pinのDIPが250円ぐらいで売っている。

PIC32MX220F032B-I/SP のスペック

クロック        : 40MHz
プログラムメモリ: 32KB
RAM             : 8KB
USB             : 1ch 
I2C             : 2ch
JTAG付き



ここまで安価なら、みんなPIC32MXを使えばよいと思うのだけど、PIC16とかの本が多いのはなぜなんだろう… 過去の資産/互換性の問題があるからだけ?

あと、PIC32の命令セットがMIPSという事は、パタヘネ本の実習用で使えないかな?と思ったりもする。
この間買ったPICkit3で書き込みも出来るらしいので、時間が有ったら試してみたい。

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