小さいハンダ吸取器は、GS-108がお勧め

最近新しい半田吸取器を購入したのですが、これが思いのほか便利だったので紹介ておきます。
今回購入したのは、goot製のGS-108という商品です。
B0016V5KHU
goot はんだ吸取器 GS-108


実際に購入した商品がこれです。


パッケージの紹介文をスキャンしたので貼っておきます(クリックで拡大します)。





この吸取器の、主なメリットは以下の3点です。


小さい&軽い

GS-108は他の吸取器と比べて、かなり大きさもコンパクトで、シャーペンよりちょっと大きい程度です。ものさしで測ったところ19cmでした。
ですので手が小さい人にもお勧めですし、片付けておく時も場所をとりません。


また、重量も非常に軽いです。
キッチン用のスケールで重さを測ってみたところ27gしか有りませんでした。


軽いのは重量だけではなくシャフトを押すのに必要な力も軽いです。大きな吸取器だとシャフトを押すのに苦労しますが、この子は軽く押すだけでOKです。
シャフトを押すのは軽いですが、吸引力は強力なので安かろう悪かろうというわけでは有りません。


吸い取ったハンダの掃除が不要

吸取ったハンダですが、次に使用するとき(シャフトを押した時)に自動で排出してくれます。
商品によっては、吸取ったハンダが吸取器内部に蓄積され、定期的にクリーニングをする必要が有るのですが、このGS-108は使っているうちに自動で排出されるのでクリーニングの手間が軽減されます。(完全メンテナンスフリーというわけでは有りませんが手間が激減します)

このあたりの使い勝手については、YouTubeでGS-108を使っている人の動画が有ったので、これを見ると分かりやすいです。




安い

GS-108は比較的安価で1000円強で購入可能です。たかが吸取器といえども大きなものだと2000円を超えるものも有り、業務用ならプロユースのより高価で使いやすいものを買うのも良いかもしれませんが、趣味程度での利用ならコストパフォーマンスも大事です。

探せば、これより安い海外製のモノもあったりしますが、吸取器は吸取先のノズルが消耗品なので交換部品が手に入らないと本体ごと買い替えとなってしまいコストがかさみます。

その点gootは国内メーカーなので、保守部品が手に入りやすいです。替え部品はマルツなどでも売っていますが、近くに店舗が無い場合でもamazonでも購入でき価格も安価です(ちなみにGS-108用替えノズルの型番はGS-108Nです)。
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goot 替ノズル GS-108N




注意点

この製品に限らないのですが、手動式のハンダ吸取器は、上手く吸取るにはちょっと慣れがいります。
上手く吸取れない理由には、吸取りのスイッチを押す時に吸取り先がずれてしまう、基板に吸取り器の先を当てる角度が悪くで上手く吸えない等が多いです。これに関しては何度か練習すれば上手に出来るようになるので、初めての場合は不要な基板で練習するのも良いです。


また、GS-108は静電対策品では有りません。静電対策のものが欲しい場合は500円ほど高くなりますが、GS-158がお勧めです。GS-158は今回紹介したGS-108と見比べてみると分かるのですが、見た目・重さが全く同じで、静電対策の有無だけが異なっています。

ちなみに、替えノズルはGS-108とGS-158で同じ形状らしいので、間違えて購入してしまった場合は、ノズルだけ静電対策用のものを購入するというのも手かもしれません。

静電対策用ノズルの型番は、GS-158Nです。

goot はんだ吸取器 GS-108
B0016V5KHU


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