Windows7にVMware Converterをインストールする


VMwareから提供されているソフトであるVMware Convereterを使用すると、物理マシン上で動作しているPC環境をVMwareのイメージファイルに変換する事ができます。物理マシンの事は英語でPhysical Machine、仮想マシンはVirtual Machineなので、この変換の事をP2V(Physical to Virtual)と呼びます。


VMware Convereterでは、P2V以外にも以下の製品で作成されたHDDイメージファイルをVMwareのディスクイメージに変換できます。
こちらはV2V(Virtual to Virtual)と呼ばれています。

Microsoft Virtual PC
Symantec Backup Exec System Recovery 
Symantec Backup Exec
Norton Ghost
Acronis True Image
StorageCraft
Parallels Desktop



また、古いバージョンのVMwareで作成された仮想マシンを、新しいものにアップグレードすることも可能です。


このようにVMware Convereterでは、様々な環境をVMwareの仮想マシンイメージファイルに変換する事ができる便利ソフトなのですが、なんと無償で利用する事が出来ます。


今回はVMware Convereterをインストールし、VMwareの仮想マシンをアップグレードさせてみます。

まずは、以下のページにアクセスし、製品のダウンロードを行います。ダウンロードを行うにはユーザ登録(無料)が必要です。
Download VMware vCenter Converter Standalone for P2V Conversion




本エントリのを書いた時点では、Ver5.0.1が最新でした。
ダウンロードしたexeをダブルクリックして起動します。


まずは言語の設定です。今回は日本語を選択します。



ウィザードの開始画面です。



特許&ライセンスの確認です。どちらも次へで進めていきます。




インストール先を指定します。



セットアップタイプですが、ローカルインストールとクライアントサーバインストールの2つが有ります。
後者は、P2V変換を行う際、変換を行なうサーバPCと、変換対象のPCが別のマシンになる場合に選択します。今回は、V2Vの変換で使用するため、ローカルインストールを選択します。




インストールの最終確認です。インストール作業自体は短時間で完了します。




完了の確認画面です。



終了ボタンを押すと、VMware Converterのメイン画面が表示されます。



インストールはこれで完了です。
次回は、VMware Converterを使用して実際に古いバージョンのVMイメージをアップグレードさせてみます。

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