WordPressではCustom Post Type UIプラグインを使用することで、簡単にカスタム投稿タイプを作ることができます。
作成したカスタム投稿タイプに対して、通常の投稿と同様に、タグやカテゴリを作りたい場合の手順を説明します。
カスタム投稿タイプで、カテゴリを管理できるようにする
CPT UIのメニューより、 Add/Edit Taxonomiesをクリックします。
Taxonomiesの読み方は”タクソノミー”で、分類方法という意味です。

タクソノミーの追加タブのBasic Settingより、Slug,Labelの指定を行います。

次にAdditional labbelsより、メニューの名前を指定します。
メニュー名が英語のまま(Category)でも問題ない場合、ここは指定不要です。

最後にSettingより、HierarchicalをTrueに変更します。
ここをTrueにする理由は、カテゴリは階層化が可能な為です。

登録すると、カスタム投稿タイプにカテゴリが追加されました。

カスタム投稿タイプで、タグを管理できるようにする
タグ管理機能の追加も、カテゴリの管理とほぼ同じ手順で行えます。先ほどと同様に、タクソノミーの追加タブのBasic Settingより、Slug,Labelの指定を行います。

メニューの名前の指定も同じです。

最後にSettingの、HierarchicalはFalseのままにしておきます。

登録すると、カスタム投稿タイプにカテゴリが追加されました。

これで、タグも追加されました。
Custom Post Type UIの管理画面で設定を確認する
Custom Post Type UIにて設定を行った場合、CPT-UIの管理画面から設定値を確認できます。それぞれ以下のような設定値になっていればOKです(クリックで拡大します)。
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タクソノミーの定義はDBのどこに格納されるか
通常Wordpressを使用する上では知っておく必要のない知識ですが…Custom Post Type UIでタクソノミーの定義を行った場合、定義内容はwp_optionsテーブルに格納されています。
option_nameはcptui_taxonomiesですので、下記のSQLで検索できます。
select * from wp_options where option_name =’cptui_taxonomies’;
データは以下のような感じになっています。

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