[Visual Studio Code]git pushできないときは–set-upstreamが必要

Visual Studio Codeでは、git管理されたファイルを編集する場合Visual Studio Code内でgit commitやgit pushを行うことができます。

ですが、gitプロジェクトを初めてVisual Studio Codeで開いた時、git pushができない場合があります。

具体的には、下のようにSync/Pull/Pushがグレーアウトしている状態です。

このような場合は、下記の手順でリモートリポジトリにPush可能になります。

リモートリポジトリにPushできるようにする手順

VisualStudioCode上から、Ctrl-@を押して、コマンドプロンプトを開きます。


以下のコマンドを実行します。
–set-upstreamコマンドで、デフォルトのリモートリポジトリ(origin)を指定しています。
Pushアップしたいリモートリポジトリがorigin以外の場合は、適宜読み替えてください。

git push --set-upstream origin master


ちなみに上記のコマンド実行結果は、.git/configの中に保存されます。間違えて実行してしまった場合は、このファイルを直接変更して元に戻すことも可能です。


[branch "master"]
	remote = origin
	merge = refs/heads/master




コマンド実行後、再度Gitのメニューを見ると、Sync/Pull/Pushが有効化されています。



メニューよりPushを実行すると、Gitのアイコンが時計マークになり、Push作業が始まります。
また、ウィンドウ下部には、未Pushがある事を示す数字が1になっています。



しばらく待ってPushが完了すると、以下の画面に変わります。
時計マークがなくなり、ウィンドウ下部の数字が0になっています。

これで、Pushは完了です。リモートリポジトリのLogを確認し、ローカルでコミットした内容が反映されていれば成功です。

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